ゴールデンウイークも残り2日、いかがお過ごしでしょうか。
雨が多いと思いきや、一転して夏を感じさせる陽気にビックリしております。
院は5日(火)の午前中のみ営業。
6日(水)はお休みで、7日(木)から通常営業になります。
さて今回は、歩行中の骨盤の安定に大きく関わる「中殿筋」のお話です。
フラフラして不安定な歩行や階段や坂道などが苦手な場合は、この中殿筋が上手に使われていない可能性があります。
まずは中殿筋はどこにある筋肉なのか。
皆さん、何となくお尻の横辺りだとイメージしている方、多いんじゃないですか。
それで良いと思います。
脚の骨(大腿骨)の付け根のグリグリ部分(大転子)から、縦に骨盤の縁までと覚えて貰えればオッケーです。
次に中殿筋の役割です。
覚えて頂きたいことは、「骨盤を安定させる」という大切な役割です。
歩行は、片脚立ちの連続と言ってもいいでしょう。
その立脚側の中殿筋が働くことで、遊脚側の骨盤が下がるのを防ぎます。
分かりやすく言うと、片脚立ちになった時に骨盤を水平保持することです。
さらに、歩行・ランニングでの骨盤の「左右のブレ」を抑えてくれます。
実際の歩行シーンで見てみましょう。
このシーンは、後ろから振り出された左脚の踵が地面に接地する瞬間です。
専門的には「初期接地」と言います。
この瞬間、骨盤の水平を保ち、体重が外側に落ちない様に中殿筋が強く働きます。(等尺性収縮)
中殿筋が姿勢保持の筋肉として、最も強く活動するシーンになります。
次のシーンは、左脚に体重が完全に乗っている場面です。いわゆる片脚立ちになっています。
専門的には「立脚中期」と言います。
中殿筋はこのフェーズにおいて、骨盤の安定と股関節の内旋・内転の動きを制御します。
体重が完全に片側に乗るため、中殿筋の活動がピークになります。
中殿筋は、歩行の安定性の主役です。
ですが、「腹圧」が弱いと骨盤が不安定になり、中殿筋が過剰に活動してしまいます。
痛い・辛いにならない様に注意が必要です。
中殿筋の役割、分かって頂けましたか。理解をした上で、歩くことが重要です。
日常生活の中でも大活躍してくれる中殿筋、とても大事な筋肉になります。
尚、「腹圧」については5月10日(日)のウォーキングクラブでもお話致します。
それではまた!

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