☆最後は背骨で決まる!

 

「最後は背骨で決まる!」最初に結論を言っているようですが、まさに背骨が大事であることは間違いありません。健康で活き活きと輝いている人は、背骨がスラっとして美しい立ち姿・歩き姿をしています。周りの人達を明るく包んでくれるような感じがします。逆に背骨が歪み異常がある方は、どことなく元気が無く歩く姿も辛そうな感じがします。オサモミが懇意にしている70歳代の女性、登山が趣味で時々ご一緒させて頂いておりますが、登山道を歩くその姿はとても70歳代とは思えません。もちろん足腰もしっかりとしているのですが、マッサージをさせて頂いているので分かるのですが、何よりも背骨が柔軟でスムーズに動くことが出来ます。

 

☆背骨は正面・背面から見ると真っ直ぐで、側面から見ると湾曲(S字・生理的湾曲)していて体幹を支える重要な役割をしています。

 

☆背骨の役割

 

背骨の役割として今回は二つ挙げてみます。ひとつは、頭・腕や体幹を支える支持機能です。体重の約半分は腰の一番下(腰椎)に掛かります。腰がダメになると支持機能が低下するので、杖やシルバーカーが必要になります。

 

もうひとつの役割は、運動機能です。背骨は椎間板と椎間関節を介して様々な方向に動くことが出来ます。この背骨が自由に動くことで、全身が連動してスムーズで疲れにくい歩きが可能になります。

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☆椎間板のお話

椎間板は円盤状の軟骨で、背骨(椎体)の重なりの間にあって水分を多く含みショックアブソーバーとして衝撃を和らげてくれます。背骨は、椎間板があるからこそまた柔軟なほど自由に動くことが出来ます。

 

しかし、様々な要因で背骨の退行変性(悪い状態になること)が起きます。その背骨の退行変性は椎間板から始まります。椎間板がダメになると背骨の動きが制限されてしまいます。

 

☆運動制限で悪化

 

皆さんご存じのラジオ体操が出来づらくなります。体の回旋や側屈または前屈や後屈などの体操は、背骨の自由度に比例して体操の質が違ってきます。背骨が健康な方は大きく動かすことが出来るので、体操を続けることでさらに健康な背骨を作ることが出来ます。

 

逆に背骨が不健康な方は、小さく動く体操になってしまいます。痛い・辛いが現れてくると、動かさなくなるので背骨の状態はさらに悪化していきます。

 

☆椎間板が変性する要因

 

椎間板が変性していく要因をまとめてみました。よく耳にする「加齢」ですが、同じ年齢でも背骨が元気な人も沢山いるので老化現象と言ってもいいでしょう。

 

体質には、遺伝的要因や環境的要因があります。肥満や喫煙はもちろん椎間板だけでなく体全体に悪影響を及ぼします。

 

☆肉体労働、パソコン作業、畑仕事など背骨への負担は相当なもの。その他に普段の姿勢も大きく関わっていることは、疑う余地はありません。

 

☆背骨異常は怖い!

 

椎間板が変性するとは、椎間板(髄核)の水分が減少してクッション性が低下することでショックアブソーバーの役割が無くなっていくことです。

 

イラストでも分かるように、変性した背骨に圧縮力が掛かると、椎間板の高さが低くなります。高齢になると「背が縮む」というのは、このことが原因のひとつです。

 

☆当然ながら背骨の役割である支持機能や運動機能も低下してしまいます。

 

また、変性が更に進行すると「椎間板ヘルニア」「脊椎すべり症」「脊柱管狭窄症」「腰椎変性側弯症」「腰椎変性後弯症」などの症状が現れてきます。

 

側弯や後弯が背骨に出ていると、大きなボールを胸の前で抱えている姿勢、アルファベットの「Ⅽ」の字の様な姿勢になってしまいます。大抵の方は、呼吸が浅いです。

 

☆健康な背骨を作る!

背骨の大事さが分かって頂けたかと思います。背骨を元気にするためにオサモミは、オリジナルの体操とウォーキングを考案してお客様にご指導をしています。それが「全身連動体操」と「全身連動ウォーキング」です。

 

これらは背骨(椎間板)の変性の予防に抜群の効果があります。オサモミが長年試行錯誤して作り上げたもので、その効果はお客様が実証してくれています。「健康な背骨を作る!」ことこそ「何歳になっても歩ける人生」の秘訣です。

 

☆健康な背骨作り!ご予約はお電話でお願い致します。 042-507-9816

背骨を健康にするウォーキング教室開催。昭島市のオサモミ整体院