「人生が変わるって…」大袈裟なようですが、本当にそう思うんです。好きで好きでしょうがないスポーツを、足に合わない靴のため痛みで練習出来ない…無理やり履くので、足が変形してきちゃって…
特に昔は、靴を売る方も買う方も知識が乏しかったので大好きなスポーツを諦めた方も多いんじゃないですか。今は良い情報が素早く簡単に入手出来るので、昔ほどではないと思いますが…
それでも靴で困っている方は沢山いると思います。スポーツ選手を志している人もそうでない人も、自分の足に合っていない靴を履いていると、外反母趾や浮き指、アーチ崩れなどが起きてきます。
そうなると、足指が使えなくなり重心が踵寄りに移行します。その結果、足首痛・膝痛・腰痛などの痛み、さらに背骨にも影響して全身の歪みも起きてきます。
私は幼いころからスポーツ小僧で野球・サッカー・ランニング・スキー・登山など様々な種目を経験してきました。とりわけサッカーは30年間、選手・指導者・トレーナーとして関わってきました。またウォーキングは、約20年の指導経験があり今も夢中で取り組んでいます。
その中で私を苦しめたのが「靴」なんです。自分の足に合う靴が無かったのです。特にサッカースパイクとスキーブーツはその殆どが細めで、私の様な幅広・甲高の足に合う靴はありませんでした。
そのため靴に足を合わせて続けていたので、長い期間において足の痛みや腰痛に悩まされてしまいました。一生懸命だっただけに痛みでプレー出来ないことが何より悔しかったことを思い出します。
ただこの苦い経験が今の私の施術の原点であり、人間の土台である足を学び、足から整えていく治療をしていくきっかけとなりました。
靴選びで大切なことは、もちろん良質な靴をチョイスすることです。しかし最も大事なことは自分の足の特徴を理解すること。そして、歩いている時に足がどんな動きをしているのかを把握することです。それによって選ぶ靴が変わってくるのです。
重心が踵寄りになって足指が甲側に反ってしまっている状態を「浮き指」といいます。浮き指の場合、足指の踏ん張る力がありません。
また、「外反母趾」の足は、バランスや歩行に悪影響が出てきます。アーチ崩れが起きているので、浮き指と同様に衝撃吸収が上手に出来ません。
あなたの足は…
通常歩いていて体重が掛かってくると足首の所がやや内側に沈みます。この動きが回内(かいない)・プロネーションと言って、正常であれば歩行やランニングの際に衝撃を吸収してくれます。(イラストは右足の動きを表したものです。)
正常域・警戒域・危険域とありますが、正常域の足の場合は、衝撃吸収が効率的に行われるので歩いていても気持ちよく怪我のリスクも少なく、美しいフォームで歩くことが出来ます。
危険域の過回内(かかいない)オーバープロネーションの足の場合は、足の内側部に過剰に圧が掛かります。足首・膝・股関節・骨盤・背骨など全身に負担が掛かり、体の歪みも作ってしまいます。
また、回外や過回外の足では回内が行われないので下腿部全体に衝撃が集中してしまいます。脛の痛みが発症するケースが多いです。
過回内・過回外の足は、イコール「衝撃を上手に吸収出来ない・アーチが崩れた足」とも言えます。
今回は靴のお話ですが、トップアスリートが履くランニングシューズや短距離用スパイクも今は厚底が主流です。以前主流であった薄底シューズ、履いている選手を探すのが難しいほどです。
私が通うスポーツ店にも一般の人向けに作られた厚底シューズがズラリと並んでいて、どれを選んでいいのか悩んでしまいます。知識がなく何となくデザインや値段で選んでしまってウォーキング途中に「足が痛くなった…」そんなケースも珍しくありません。
自分に合わない靴を選んでしまうと、痛い辛いを引き起こしウォーキングすることが嫌いになってしまいます。そのため靴選びは慎重に専門家のアドバイスを受けて購入することをお勧めします。
ただ「厚底シューズ」だから良いというものではありません。
「厚底シューズ」にも種類があって、
①動き過ぎる過○○の動きを制限してくれるタイプ~このタイプは、安定感が抜群で怪我のリスクを軽減してくれます。
②動きの制限はさほどなくクッション性と反発性が強調されてポンポンと弾んでくれるタイプ~歩く楽しさを感じさせてくれます。技術を習得すれば、さらに速く歩くことが出来ます。
靴の質が悪かったり、サイズを含めて自分に合っていない、履き方が悪かったりすると痛い・辛いを誘発することが経験を通して分かったのです。そこでお客様が普段履いている靴、仕事で履いている靴、ランニングやウォーキングしている時の靴などを持参して貰うことにしました。また、靴の履き方も確認させて頂くことで、よりお客様の痛い・辛いを改善できることが分かりました。
☆実際に靴のことに重きを置いている人は少ないです。オサモミに来てから靴の重要性に気が付く方が殆どです。値段で選んでいたり踵がすり減っているのに履き続けている人が多いです。また、体の歪みが大きい人、痛い・辛いが重度の人ほど、踵を潰して履いていたり、紐を緩くしてそのまま脱ぎ履きしています。
靴選びのポイントです。まずサイズは実寸より1センチ大きいサイズを選びます。靴を履いて、靴と踵の間に手指が1本入ることが大事です。次に踵の大きさです。足の踵と靴の踵部分がピッタリ合っているかがとても重要です。多くの場合、踵が大き過ぎる靴を履いています。大き過ぎると踵が靴の中でブレてしまい足首痛や膝痛など足の障害に繋がります。
☆靴の踵の大きさはメーカーによって全然違います。靴を選ぶ際の重要なチェックポイントです。
もう一つ踵の部分で大切なことは、「ヒールカウンター」がしっかりしていることです。フニャフニャしたものは、やはり踵ブレの原因になります。次に曲がる場所が正しいことです。これは足指の付根である中足骨頭部分で曲がる靴が良い靴です。トーションと言って捻じれの強度も大事な要素で硬いものが良いです。
☆実際に靴を手に取って確認することも忘れずに。その他にクッション性や紐靴であることがポイントになります。
足指で踏ん張れることがとても重要なことになります。幼少の頃から足指を使ってこなかった場合、浮き指という症状が現れてきます。素足で生活している場合はしっかりと足指で踏ん張り立ったり・歩いたりするわけです。自然に足指が鍛えられて、しっかりしたアーチも形成されます。
ところが日常生活において質の悪い靴を履いて過ごしていた場合、さらに激しいスポーツ時に自分の足に合わない靴を履いてサッカーやランニングなどをした場合は、外反母趾・浮き指・内反小指などの足の変形や痛み、さらに膝や腰の痛みなど体の歪みや不調が顕著に現れてきます。(私も経験しました。)
そうならないためには、靴の中で足指にストレスなく、踏ん張れるような靴でなければなりません。靴の先の部分が広いものです。
実際に靴屋さんやスポーツ店に行くと、殆どのシューズが先が細い靴が多いです。それが自分の足に合う方は良いのですが、甲高・幅広の足の方々には合わないわけです。
注意して欲しいことは、3Eや4Eといった靴は幅が広いですが足先は細い靴が多いです。そのため普段よりワンサイズ大きな靴を選ばざるを得ません。ちょっと悲しいです…
ただ最近は、素足感覚で履けるベアフットシューズが出て来ています。これは足先が丸く広くなっていて足指にストレスが掛からず、足指を使える工夫がなされています。
これらの靴は、メーカーによって底の厚さや硬さに違いがあります。
底が厚さが薄い靴は、慣れないと疲れや痛みが出てくる場合があります。其々の目的に合う靴を選ぶ必要があります。
ちなみに私はトレーニング・普段履きは、別々のベアフットシューズを履いています。
ウォーキング・トレーニング時は、底が少し厚めの足先が広い靴を履いています。その中に足の機能を保持出来るインソールを入れて練習をしています。
オサモミではお客様に靴屋さんやスポーツ店などをご紹介、またどんな靴が良いのかスニーカーやジョギングシューズ、トレッキングシューズや登山靴などメーカーや商品名などもお伝えしております。お客様に聞いてみると「とても助かります。迷わずに済みます。」「今までで一番歩きやすいです。」など皆さん満足されます。
☆それでも自分に合わない場合は、その他のメーカーの同等クラスの靴を試して貰っております。
靴屋さんでは靴をだして貰い、その場で立ったり座ったり、歩いたり、ターンしたりと「10分間」履き続けることです。自分に合っている靴は気持ちがいいし歩きたくなってきます。逆に合わない靴は違和感や痛みが出たり、窮屈であったりと少しでも気になる点がある靴は買わないことです。
☆靴屋さんで「10分間」も履くの大丈夫?と思うかもしれませんが、スポーツ店や大きな靴屋さんでは問題なく大丈夫です。この「10分間」作業が本当に靴選びの重要な部分です。これを怠ってちょっと履いて直ぐに購入した方は、必ず「この靴を履くと痛いです」と言ってきます。
自分にあった質の良い靴は、健康な足を作って正しく歩くためのとても重要なアイテムです。その逆に自分に合わない質の悪い靴は、体に歪みを作り歩くことが嫌になってしまうほど悪影響を及ぼします。
☆靴のこと、足のこと等お悩みの方はご連絡下さい。
お電話の方は
042-507-9816