この時期に山を歩くと標高の高い所から紅葉が下りてくるのが分かり、季節の移り変わりを感じさせてくれる。素晴らしい景色を見ていると不思議なもので、前向きな気持ちになったり「何か新しいことをやり出そうとする」気持ちが湧いてきます。
先日来院されたお客様がニッコリ笑顔で話してくれました。「先生、実は新しいことを始めたんです。長年やりたかったことなんですが・・・」と
「何を始められたか」お聞きすると「ピアノ」ということでした。
大分前からピアノをやりたいと思っていたが中々始められなくて、テレビ番組の「駅ピアノ」や「街角ピアノ」を見ていたら、自分もあのようにピアノが弾けるようになりたいと教室に通い出したそうです。
ウォーキングを始められた方もおります。長年続けていた早朝のボランティア活動が終わりになったのでその時間をウォーキングの時間として活用しています。
今まで自転車に乗ることが多かったようですが、健康のためにウォーキングをするようにしたそうです。以前から私もウォーキングをお勧めしていましたので、とっても嬉しいです!
お二人とも60歳代後半の方です。何歳になっても新しいことにチャレンジする姿勢は素敵ですね。こちらも勇気を貰います!
学生時代に図書館で見つけた『「青春」という名の詩』という本にこんな詩が載っています。「青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言う・・・」この後も続きますが。
年齢を重ねただけでは老いない、情熱・探求心・挑戦などがある限り何歳になっても青春です。逆に若くてもそのような気持ち・目標が無くなると老いる。そんなことを言った詩です。
この詩と出会った時に、胸がグルグルしてきて居ても立っても居られなくなったのを今でも鮮明に思い出します。
中高年になってくると、「もう歳だからといって」いろんな事を諦めてしまうことが多いようです。先にご紹介したお二人のように、心を豊かに健康な体作りをしていくことで何歳になっても若々しく過ごせるのではないかと思います。
何か新しいことを始めてみませんか。
「何歳になっても歩ける人生」
オサモミでした!
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