「歩いていると太ももの付け根が痛くなります。」ということで来院された方がおります。
ウォーキングを週に3~4日する方ですが、少し歩くと太もも付近が痛くなるので、長く歩くことが出来なくなっているようです。
また、通勤時に駅の階段を登っていても疲労感や違和感があるので、 ご本人「歩き方が悪いのではないか。」と思い、パソコン検索をしてオサモミに辿り着いたとのことです。
脚を診ると骨や関節などの異常は無く、やはり筋肉疲労の蓄積によるもののようです。では何故ここまでの疲労が溜まってしまうのかが問題なわけです。
そこで普段ウォーキングをしている時の歩きを実際に見せて頂きました。もう私の予想していた通りの歩きをしていました。
どんな歩き方かというと、「常に力んで脚を持ち上げて歩く」ものでした。この様な歩きでは骨盤が動かずに脚だけで歩いています。意識的に脚を持ち上げて足を大きく踏み出しています。
歩きによって太ももの付け根付近の筋肉を酷使してしまっていました。
そこでお客様にまずやって頂いたことは、歩きのイメージを変えることです。「力んで脚を持ち上げて足を大きく踏み出す」ことは、「疲れちゃうよ!」っていうこと。
ではどうしようか?
☆リラックスして踵を手前に自然に置いて、地面と対話しながら進んでいく!
その場でやってもらうと「これは凄く楽ですね~」ということでした。
ですが、歩きのイメージを完全に変えて頂けたのが4か月後になります。長年の癖は恐ろしいものでそう簡単にはいきませんね。
しかし、それからというもの「太もも付け根の痛み」は無くなり今でも定期的通われております。
最後に先日引退レースを終えたオリンピック金メダリストでスピードスケートの小平奈緒選手が、レース後にキャスターの松岡修造さんに語った言葉をご紹介します。
「欲が出たりとか、力があるから、力を出そうではなく、素直に氷に置くだけ。そこに対して、反応してきたものをしっかり受け止めて、次のストロークに繋げる。素直に氷の声を聞いて。」
この言葉の前後にはいろんなお話をしていたのですが、テレビを見ていた私はメチャメチャ温かい気持ちになって、涙が溢れてきました。
松岡修造さんも涙ぐんでた・・・
もしかして、あなたの痛みは歩き方が原因?
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「何歳になっても歩ける人生」
オサモミでした!
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