登山は下山中が怪我多し

夏の登山シーズン真っ只!私も8月の終わりにお休みを頂いて山梨県に登山旅行に行って来ました。登山の魅力lは何と言っても壮大な景色を眺めながら、自分の足で登っていくところです。今回も思い出に残る登山が出来ました。

 

これから暑い夏が終わり秋の行楽シーズンへ突入していきます。紅葉を見ながらの低山ハイクなども最高ですよね。計画されている方もいらっしゃるかもしれません。この周辺であれば東京都八王子市の高尾山や青梅市の御岳山そして奥多摩の山などが有名ですね。

 

そこで今回は登山において発生する怪我を防ぐ注意点についてお話しします。皆さん、登山中に怪我をする時って登っている時、それとも登頂後の下っている時どちらが多いと思いますか。

 

それはほとんど下山中に起きています。

 

 

過去の事例からもそうですが、私の経験からも同行者が下山中に怪我をした場面を何度も見てきています。

 

登山道は整備されているとはいえ石や木の根っこで凸凹、ぬかるんだ泥道、斜め傾いた道、岩で覆われた道など様々…足首捻挫やアキレス腱断裂、転倒による手首の骨折、激しい転倒から顔面を強打して出血など痛々しいものです。

 

幸い私自身は登山での怪我は一度もありません。

 

なぜ下山中に怪我が多いのでしょうか。その理由をお伝えしますね。

 

◎下山中にケガが多い理由

 

①疲労の蓄積。 下山時には、すでに体力や集中力が低下している状態です。

 

②帰りの時間が迫って焦ってしまう。 帰りの電車やバスの時間が気になって急いで歩いてしまう。俗に言う「石車に乗る」ということになったりもします。

 

③下りだから油断する。 そのため歩行中バランスを崩したり、危険場所を見落としてしまう。

 

④ストックを使用しない。 下山時こそストックを使用して歩行姿勢を補助しましょう。片側だけで良い。

 

⑤歩く姿勢が悪い。 疲れてくると良い歩き姿勢を保持できずに、お尻が下がり目線も下がり、踏ん張りが効かない歩きになります。

 

 

下山中に怪我が多い理由をお伝えしましたが、これは誰にでも共通することです。一歩間違えれば大事故に繋がってしまいます。そのことを知った上で登山やハイキングに行く必要があります。

 

最後にそれを踏まえて対策法をお伝え致します。

 

◎怪我を防ぐための心構えや対策法

 

①登山は登頂して終わりではありません。下山して家に着くまでが登山です。

 

②帰りの時間を考慮して登山計画をたてること。時間に余裕を持った計画・実行を!

 

③ストックの使用を当たり前にする。ストックも普段から慣れていないと、いざという時に使えません。

 

④日頃から体幹や脚・お尻などの筋肉トレーニングをしておく。ジムに通う必要は無し。自宅で出来るものを。

 

 ⑤普段から良い歩き姿勢を身に着けておくことです。苦しい時ほど習慣が出ます。日常が大切なのです。

 

この秋に登山やハイキングを予定されている方は、参考にして頂きたいと思います。

 

是非、楽しい思い出を作って下さいね!

 

オサモミでした!

 

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