「50歳過ぎた頃から何となく股関節付近に違和感を感じ始めていて・・」とか、「少し前から痛みを感じる様になってきて・・」とか。股関節の違和感や痛みでお悩みの方々、実はとても多いんです。しかしよっぽどではない限り医療機関に行かずにそのままにして過ごしてしまうことが殆どのケース。
☆腰や膝の痛みは、病院や整骨院などに行って診てもらう頻度が高いです。それはヘルニア・ギックリ腰・膝の関節症などは認知度も高いだけあって、もしかして・・・と想像がつき易いからでしょう。
ですが股関節付近が痛い場合、どのようになっているのか想像しづらいのではないのでしょうか。そのために対応が遅れるケースがとても多いと思います。
もうひとつは、病院を除く整体院や接骨院では股関節異常に対する知識や施術経験が少ないためお客様が訴えても聞き流されることも原因になっているように感じます。
☆オサモミにあっては、股関節治療の施術院での勤務経験・治療実績があるのでメチャクチャ詳しいわけです。
違和感からだんだん慢性的な痛みへ発展!これは結局のところ、股関節がどうなっているかというと、関節のクッションである関節軟骨が擦り減ってしまうことう。進行すると骨が変形していきます。
病院では変形性股関節症と診断されます。レントゲンを撮ってもらうとよく分かります。それを見せられて初めてことの重大さに驚いてしまうのです。ですのでそうなる前に真剣に向き合っていくべきです。
☆関節の隙間が無くなり、股関節の可動域が著しく減少、痛みで動かなくなるので筋力も低下してきます。そうなると脚を引きずるように歩く(跛行)ようになります。体が横に揺れながら歩幅も狭くなるので股関節に異常があることが明らかに分かります。
なぜ股関節の隙間が狭くなってしまうのか・・膝関節の隙間の狭まりの原因にO脚があるが、これはO脚になるような生活習慣や動きをしているから。そう考えると股関節も同じことが言える。
お客様への施術経験や股関節の構造役割を研究していくうちに、やはり日常生活習慣動作が大きく影響していることが分かりました。
☆先天的(生まれつき)に股関節に異常がある場合を除いて、大人になってから「以前から膝の痛みはあったけど、最近股関節にも違和感や痛みが出るようになってきた。」なんて思っている方々のお話です。
股関節痛になった全てのお客様から、日頃どんな日常生活習慣動作をしているのか聞き取り実際に動作確認をしています。そうした結果、床に座った時に所謂「横座り」「ペタンコ座り」を幼少の時から癖にしていることが共通点として挙げることができます。
この「横座り」と「ペタンコ座り」をよく見ると、股関節が異常に内捻じれています。また膝関節と足関節もとんでもない方向に捻じれが起きます。お客様の脚を確認するとそのように歪んでいます。長年の悪い動作の蓄積が体の歪みを作ります。
この歪んだ脚で立ったり・歩いたり・走ったり・階段の昇り降りなどするわけですから股関節への負担は相当なものになるのは当然のことです。
☆お客様は「横座り」や「ペタンコ座り」が股関節をダメにすることを知りません。幼少の頃からやっている方は、親御さんやご家族にこの座り方を注意されたこともないわけです。
股関節痛、次の共通点は歩かない生活です。痛みや違和感があると歩くことも出来なくなるのですが、そもそも歩くことをしていない。
車と電動自転車の生活になっていて、ご近所にいくにも車か電動自転車で行きます。歩かないので筋力が低下してしまい、段々と少しの時間でも歩くことが辛くなってしまいます。
☆「家やジムで筋トレしてるから大丈夫」なんて言われる方がおりますが、たとえ室内で筋トレや体操をしても歩く筋肉は発達しませんし心肺機能も向上することはないでしょう。お間違えないようにして下さい。
歩かないのでその代償として体重が増加してきます。これは当たり前のことなんですが増え過ぎると、にっちもさっちもいかなくなってくるようです。さらに悪循環で食べることや飲むことでストレスを解消するようになってきます。
一度体重が増えると、減らすのがとても大変です。よっぽど決意をして生活習慣を変えていかないと戻すことは難しいでしょう。
☆年に一度の健康診断で必ず脂質異常症など様々な数値が上がっていきます。いわゆる生活習慣病へと進んでいくケースが多いようです。「動脈硬化」ダメですよー!
このブログを読んで「あれー私じゃん」と思われた方もいるでしょう。100年人生と言われていますが股関節をダメにすると歩くことが厳しくなります。さあ、子育てが終わって自由な時間が出来てご夫婦で旅行に・・・と思っても股関節の痛みで歩けない・出かけることが億劫になってしまうのです。
股関節は、日常生活を楽しく送る上でもとても重要な関節です。「時々痛みが・・・」「違和感がする」この様に感じたら一日も早くケアを開始して下さい。病院を受診してレントゲンを撮って貰うことも良いでしょう、今の現状を把握することからがスタートです。
その後のケアはオサモミにお任せ下さい。何歳になっても歩ける人生をサポート致します。